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2008年2月28日 (木)

たった今見ていた夢①

 夢に覚めこの吹雪をばだれ知らん

階下に下りると母親の部屋の明かりは消えているがテレビが付いている。入口のガラスがチラチラと色を変える。テレビをつけたまま眠っているのかと入っていくと、薄暗闇の中でこちらを向いている顔の、その目は開いていて「おめ、来てくったが」と言う。「おっかね、勉強すんだの、こんだ朝がらニュース見で」「ニュースでも見ねば頭馬鹿になるもの」

 毛布を掛け直し、時間で切れたストーブのスイッチを入れ、「まだまままで早に、もうちっと寝れ」と言うと「電気つけてくれ」と言う。電気つけでどうせば」「はさみ探さんさ」「はさみでなにせば」「ここらへんもしゃくしゃでやんさ」と胸の辺りを右手で触った。「あの人だば取ってくれらんだども」「あの人でば」「Oさんさ」

 刃物は病人の手の届くところに置かないし、渡すこともないのにと思う。昨晩も「死のうと思ででえどこ(台所)からほうちょ持ってきたども死に切れねえがった」と大真面目で言う。「自分で立でのでどうしてでえどごまで行ったば」「ほうで(這って)行ったんさ」「ほうでも行げろばさ、ほろけだこど言うでんなよ」というような会話があった。

 ひとりで用便も足せないという現実を欠落して考えていることがある。

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