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2009年10月 1日 (木)

皆無外伝

 暗闇の路上で光ったのは痩せた子猫の目だった。桃川峠にも鉈打峠にもよく猫が捨てられている。いずれ餓死か轢死、ぺしゃんこになった死体を見たこともある。袋に入ったままのゴミもよく路肩に捨ててある。私が独裁者か神様ならこういう人こそ重罪にする。と思ってきたが、おどおどして草むらに消えた姿を見て思ったことは、魂のこと。殺人を犯しても気高い魂を持った人はいるだろうが、猫やゴミを捨てる人間にそういう人はいない。皆無外伝!けれども諸君、安心したまえ。気高い魂の有無はこの世での幸不幸には全く関係ない。むしろそんなものは邪魔にさえなるようだ。小さい器こそすぐいっぱいになるじゃないか。

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