手を振るだけ
山行を共にする人たちのたくさん出てくる夢だった。最後はひとりになり、道路と田んぼの間でゴミ拾いをしている。ゴミは多く、捨てられていたビニール袋にゴミを入れ始める。渋滞しているのかのろのろ運転のトラックの荷台に見覚えのある後ろ姿。その車が左折しかけると横顔が見え、確かにSさんだと思った。雨の中、荷台に乗っているのも彼らしい気がした。僕は躊躇なく手を振る。何かトイレットペーパーの芯のような物を咥えていて声が出せない分必死で手を振る。するとSさんが気付いて飛び降りて来る。僕はただ泣きそうになるのをこらえるだけで、それが自分の気持ちを一番良く表しているような気がしていた。ここら辺からどうも離れられないでやはりここら辺に住んでいるみたいな事をSさんは言う。そしてファザードランプを点けて停車した車に戻っていった。ここら辺とは東京近辺の埼玉のことを僕はイメージしていた。
目覚ましは三時半過ぎを指していた。昨日の雨が止まず、雨音がしている。それからまた一時間半、目覚ましが鳴るまで色んな夢を見た。奇想天外なものばかり。現実的なのは私の心理のみ。
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