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2010年1月13日 (水)

いかんせん

 いかんせん私たちの人生なんかはあれもしようこれもしたいと思いながら何ひとつやれないで終わるのが常ですから、今更・・・「じっさい取り返しのつかない時間が安逸と屈託のうちに過ぎていくのである。苦しまなければなにも生まれない」というような事を考えてもどうなんだろう。それは真実かもしれないしそうでないかもしれない程度のレベルで、つまりどうでもいいことのような気がします。それより例えば人に親切にするとか知らないことはしゃべらないとか、そういうことの方が大事だし目的そのもののような気さえするのです。何の目的か、そう生きる目的でもいいですね。この前の五頭の雪景色なども確かに美しかった。こういう世界があるのだと息をのむほどきれいだったですが、そういう生き方もほんとうの意味で美しいと言えるのだと思います。
 朝から強風、予報通り荒れた天気となるらしい。しかたない、今月は「山の天気」(山と渓谷社)と読み切ろう。

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