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2010年3月15日 (月)

ボヴァリー夫人は私です

 目を覆い耳を塞ぎたくなるような事件は多いが、自分は別人種のように語るニュースキャスターの見方であれば、良くて同じ繰り返し。人生大学卒なら、あるいは在学中なら自分の中にその事件を見、当事者を見る。その人は私の放浪する半身だと思えぬ限り、どんな犠牲も無駄になるだろう。これはつまり「すべての人間の行いは私に無関係ではない」とサルトルが言うところ。この言葉、確かMOから聞いたのたが、こんな言い回しだったかどうか。「ボヴァリー夫人は私です」とはちょっと意味合いも違う気もするが、同じ意味でも考えられる。

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