« 飯豊山行備忘録③ | トップページ | カメムシ »

2010年5月 5日 (水)

飯豊山行備忘録④

 この調子で登山を続けても水晶峰から大日岳に登ることはおそらく生涯できないだろう。地蔵岳を沢まで下りて本山への尾根を直登することもないだろう。せいぜい縦走、それもガスッた雪渓で道を失った昨年の梶川尾根のことを思えば、もっと地図読みに精通してからの話だ。
 存在理由は何だろう。レゾンデートル。天を仰ぐ虫は死んでいる。うつ伏せになったものも、動かなければやはり死んでいる。
 山を歩いていて、遠くの稜線に人らしい黒い点を見つける。じっと見ていて動かなければ人ではない。
 遠くで見ている人に、死んだと思われないために動くしかない。

 Img_0001_11_2

|

« 飯豊山行備忘録③ | トップページ | カメムシ »

雲の湧く稜線に」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 飯豊山行備忘録④:

« 飯豊山行備忘録③ | トップページ | カメムシ »