ままならない
どこかの家で酒をご馳走になり、帰ろうとすると既に泥酔したWK氏が玄関に敷かれた布団の中で寝ている。なぜ玄関なのかという納得できない気持ちと、起こして連れて帰るのが筋なのかという気持ちで布団を剥がすとWK氏がいじわるはよせみたいなことを言って布団を掛け直す。車まで歩く途中の空地に桜が返り咲きしていた。写真に撮ろうと近付くと桜は見当たらず、ありきたりの花だけ。それでも良いと思ったがなぜかシャッターも切れずもたもたする。待たせては悪いと大急ぎで道に出ると、WK氏、IKさん、Yの三人は遠くを早足に歩いている。ここは千葉、東京まで歩いて戻るつもりなのか。早く追いつかないとそのうちタクシーを拾ってバラバラになると思い、走って追いつこうとするが、夢の中で思うように走れることはなく、やはりスピードが出ない。頭を前に、前傾でと試みても同じ。近くに大学でもあるのか周りは学生たちが多く、始業時間が間近なのか走る人もいる。ふと、三人の誰かの携帯に電話して、車で行くから待っててと電話すればいいのだと気付く。 時節外れに咲くことを返り咲きという。同義「狂い咲き」は品が無い。
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