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2010年12月21日 (火)

流浪

 自業自得で済まないのが人間(ジンカンと読み、人間社会を指す)というものか。例えば父母に何の落ち度があるわけでなく。
 夜の八時頃か、閉店までまだ時間があるとパチンコ屋に入る。新台が入っていて店内は賑やか、混雑している。空き台に座ると、そこは「とってある場所だ」と誰かが台の上を指差す。確かにタオルのようなものが置いてある。別な空き台を見つけて座り金を入れると、今度はここは自分の台だと言う人が来て、仕方なく上皿に出た玉を抜いて箱に入れる。(最初に買うのは500円位の玉だろうが、なぜか大箱に半分位にもなっている)それを持って改めて見回すと、空いている新台は無さそうなので、新台でないコーナーに行く。すると店員が来て「別なコーナーに行く時は換金してください」みたいなことを言う。(それがいくらになったのか覚えていないが、たいして損はしていないと思った。もっとも全然パチンコをしていないのだから当然だが) この時の店員とのやり取りで覚えているのは、僕の名前が珍しいと言ったこと(なぜ僕の名が分かったか。ネームを付けているわけでなし、上着の裏側に刺繍してあるのを見たのかと「後」で思ったが、この「後」が夢の途中なのか夢から覚めてからなのかはっきりしない)僕は相手が首から下げたネームを見て、むしろ貴方の方の名が珍しいと言う。彼の名札には「○流」と書かれていて(夢の直後は思い出せたが)その名を「○る」と僕が読むと良く読めますねと頻りに感心する。流布と流浪とか「る」と読む場合は良くありますよ、と僕が言ってもまだ感心している。そうしていると店内に人気がなくなり閉店の時間になっている。そして店を出ると自分の車が見つからない。店に戻って、そう言うとさっきの○流さんが来て店の裏に回り、隣の建物との隙間に建てた小屋みたいな物ををよじ登っていく。途中までついていったがだんだんその高さが怖くなって下りて来る。そしてまた店の周りを探す。夜10時、11時位のはずだが、白夜のように明るい。しかしあちこち探しても車は見つからない。そのうちごつごつした岩の斜面を登っていくと、上の方には日本人でない浅黒い顔の男が立っている。反対側は崖になっている様子なので膝を付いて怖々覗くと、まるっきりの絶壁で途中からはガスって下の方まで見えない。怖気づいて後ずさりして下りて来る。Yに電話して迎えに来てもらおうと思いながら、もう少し探してみようかという気持ちにある。見つからないなら買うしかないが、その月賦も続くなあと暗い気持ちになる。重ねて言うが、青空が青空と分かるくらい、夜なのに明るい。

※夢の中では「流」を「る」と読む例をすぐ二つ思い付いたの、夢を思い出している今の現実では流布以外に思い付かない。なんとか思い付いたのが流浪。

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たった今見ていた夢」カテゴリの記事

コメント

ずいぶんと面白い夢を見ましたね。もし店員が色っぽい女性だったら、まるで つげ義春 の世界です。

投稿: ゲゲゲの弟子 | 2010年12月22日 (水) 22時35分

 僕も夢を絵で残しておいた時期があります。でも、文章でなければと思って・・・。すべての夢はつげ的です。

投稿: 安久昭男 | 2010年12月23日 (木) 22時13分

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