彼の自由
大事な事は1/10も言えないし余計な事は誇張して喋る
真冬となって靴下を履いて寝ていたが 昨日も今日も夜中に脱いだ
足が冷えても熱くても眠れない
いかにも不自由 言葉も体も
稼ぎに応じた暮らしができる 慾と器量と運次第
そんな自由もある
除雪車が来なくなったら、H家の犬の声が朝一番の音になった
散歩を要請する声は春が近付くにつれ早くなる 夜が明けるのと同時なのだ
だから目ざまし犬 あるいは鶏犬と名付けよう
目ざまし犬の自由は吠える事
文書を配りに行く度に私は必ず吠えられた
それが嫌で餌など持っていったこともあったが
食べるのと吠えるのと両立させる器用さもある
朝の散歩はじいちゃんの役目
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