覚めてから心配する
壁に10㎝四方の木の枠の穴があって、外からその穴を利用して弓を射ってくる者がいる。標的は私で、穴の正面から移動しても私に向かって飛んでくる。最初は悪戯かと思っていたが、矢の勢いに殺意があり、外で動いている連中は甲冑姿、これは戦なのだと思い、私は槍を探しに廊下のような部屋の奥に行く。薪が積み上げられた中に確かW家の槍があったはずだ。それを穴から外に向けて突き出して反撃に出よう。けれど槍は見つけられず、棒で代用しようと戻りかけると、外には甲冑姿の武者が大勢見えて、それが味方なのか敵なのかと思っていると、その中の一人が戸を開けて入ってきた。山仲間のITさんで、なかなか兜が似合っている。検証 めったに夢に出てこないIさんが戦という緊急の場面で真っ先に駆けつけるのは、義侠心の強い彼らしい。外では敵味方ごちゃごちゃ入り混じって動いている様子だったが、切り合いはない。Iさんが入ってきた戸から敵も入ってくることはないし、心配もしていない。夢から覚めてから心配する。資料館ではW家の槍を確かに預かっている。
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