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2011年8月 5日 (金)

天上の楽園

  白山は広大な花園で我々の歓声は絶えることがなかった。大げさに言えばありとあらゆる花が咲き乱れている。見渡す限りのコバイケイソウの群落、この山から名を取ったハクサンフウロ、ハクサンコザクラはいたるところに咲き、室堂から上にはイワギキョウが絶えることなく続いた。そしてクロユリもまた、大小の群落となって迎えてくれたのである。イワツメクサ、クルマユリ、ニッコウキスゲ、アオノツガザクラ等々、多くの高山植物はここを西限としているという。ここより西に2千メートル峰はないのだ。けれどもなぜこの草原にこんなにも多くの種類の花が挙って咲くのか、写真を撮りながら歩けばなにか恍惚とさえして、ここに何日いても飽きることはないように思う。
 こうまで言って、元に戻って訂正しよう。ハクサンイチゲは雪解けすぐに咲く花なので一輪も見なかった。ハクサンシャジンも見かけなかったが、別なコースならあつたのかもしれない。ハクサンシャクナゲも多くはなくて、だから大げさに言えばである。でも今までこんな場所をみたことはないのは事実で、イワギキョウがハクサンキキョウでもクロユリがハクサンユリとなっても僕は反対しないであろう。奥宮のその土台にまでキキョウもフウロも咲いていた。

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