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2011年8月11日 (木)

一炊の夢

 一炊の夢だと云う。過ぎてしまえば大げさでもない言葉。同じ自分だけ見てきたせいもある。夢の中の建物が18の時に通い始めた予備校のようだった。高田馬場にある予備校の本部校舎。その18から18年経って36。また18年経って54。あとひと月余。
 背の高いビルから出て、広く短い階段を下りると、信号が青なので、渡ったところでまだビルの中にいるYを待つ。横断歩道の信号はすぐ赤になったので、両手を振る。ここにいることを教えるためと、急いで出てくるとYを制止するためだが、ビルの入口に人影はなく、よく見ると従業員用の出入口。少し戻るとたった今出てきた出入り口があったが、カーテンが閉められ、鍵も閉めようとしている。どこに行ったのか不安のまま目が覚める。
 昨日のことのように思い出される浪人の日々、それから32年も経つ。

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