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2011年8月23日 (火)

飯豊山行備忘録

 予報が一変したのは前日の夕方で、K氏に送り迎えを頼んでいたこともあり中止にもできなかった。橋の心配なオンベ松を止めて弥平四朗の登山口へ阿賀野川に沿って行くと、七月末の豪雨の跡、その復旧工事があちこちで慌しく行われていた。弥平四朗はその阿賀野川の上流、新潟との境目、福島の西会津町の山の奥の集落で、そこから林道を四キロ余り入った所に登山口があった。そこまでK氏の車に乗り、二日後に大日杉か飯豊山荘で降りる約束をして、予報だと今日だけは持つ曇り空の下を上り始めた。湯ノ島小屋泊まりの計画で、初日の出立は遅かったが、水の便の良い切合までこの日はがんばって、小屋に着いてすぐ雨、雨の中でテントを張ると、それから翌々日の朝までその雨が止むことはなかった。視界が広がったのは、門内の小屋で休んだ後で、梶川から降りるか丸森にするか、このまま雨なら稜線を早く降りた方が良いだろうと思っていた矢先。それで少しでも長く景色を見ようと丸森を下ることにした。

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 それにしても今回の予報はどうだろう。何が理由の一変か。
「んめさんなんぼが立派だでんが出やせんしちゃ。俺も応援させでもろうんが出やせんしちゃ」と勧めておいて、ではと立候補したところが、諸般の事情で推薦しません、みたいなものだろう。屋根に上らせて梯子をとるみたいなものだろう。それでもお蔭で月旦に明け暮れる下での日常よりは、すこしばかり違った景色を眺めることができた。写真は地神山から見るタモギ山と杁差岳。

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