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2011年8月18日 (木)

テキスト

 綿埃まみれの黒い物が、綿埃さえ引きずっていかにも難儀そうに二階の廊下を動いていた。手に取るとカナブン大。屋根に置くと、ころころ転がって止まった。今朝は小雨、そのうち元気に飛び立つだろう。
 土手を走っていたら、カタツムリも散歩。昼の雨に浮かれて出てきたのだろう。車も通る道、まあペッシャンコになれぱ自慢の角も出せなくなると引き返して路傍の葉に置いた。
 今日人間も含めて100位の生き物を見たが、喋らないものは気高く美しい。
 多分僕は今晩夢を見るだろう。カタツムリがキロ3分で走れる薬を背中に積んで部屋の前に現れる夢。蝉は陽水より声量を持てる呪文を伝えに現れる。カナブンはきっと大金をしょってくる。トンボは千里眼だ。夕鶴と云うテキストがあるので、遠慮なくいただくけれど、それ以上は求めないだろう。

 

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