寝過ごす
部屋を片付け始めたら雨の中を外に出るのもだんだん億劫になったが、午睡でもするよりはと食料品を買いに出る。その後パルパークに寄ったが、マラソンが終わったばかりでモチベーションが低いのか、その疲れがとれないのか、先日同様いつものように走れない。30㌔をゆっくり走る練習と40㌔をギリギリで走る本番と、こうも疲れが違うものかと思う。
今朝は珍しく寝過ごして慌てて朝食を作った。目覚める度に夢の記憶を辿り、はっと目覚めて時計を見ると七時になるところ。
これからマラソンの会場に行くために大勢が集まっている。バスで行くらしい。僕は必要な物を詰めた、見覚えのない、多分新しく買ったザックの中味を確認していて、不足があることに気付く。気付いたことでほっとしている。バスを待つ間、朝食が配られる。各自皿を持って大きな鍋に入れられたシチュウとか豚の角煮みたいなもの(はっきり覚えていない)をとって食べるのだが、早いもの順だし、その鍋みたいなのがあちこち適当に置かれているので、遅く来た人は食べられないだろうと心配する。(バスに乗って会場、スタート地点に移動するという体験はしたことがないのに)
公民館から100mほど離れたWガソリンスタンド前の歩道を急いで歩いている。腕時計は九時半、あと一時間で芸能祭が始まるので焦っている(周りは暗く公民館には明かりが点いているから夜の九時半のようだが、実際の芸能祭は午前10時30分開演)。公民館に近付くと村長が近寄ってきて、K地区への帰りのバスは何台何時に出るのか調べてみんなに伝えてくれと言う。僕は司会でこれから出演者といろいろ打ち合わをしなければならないからこんなに焦っているのに村長は僕が司会であることを知らないのかと思いながら了解する。なぜK地区にだけそんなバスがあるのか首をかしげながら見たチラシを思い出し、事務所に入って「確か一台だけだったよね」と言う。同僚らも確かそうだったと言いながらチラシを探す。チラシを見つけたのは僕で、確かに一台一度きりだと確かめる。(23日は恒例の村民芸能祭で担当は私、司会も私であるが、夢を見るほどプレシャーは感じていない。準備も順調で、あれこれしないといけないことを不意に思ったりするが「楽勝の湖」の範囲だ)
芸能祭関係の事務に追われている感じ。広い野原の中に事務机があって、ブラボーNさんから電話が掛かってくる。内容は忘れたが、芸能祭がらみでだれがどうしたとかいう苦情のような情報提供のような。忙しいので「はいはい分かった」みたいな返事をして切ろうとすると、まだ納得できないらしく受話器から大きな声がするので、また持ち直す。(この内容を覚えておけば良かった。多分典型的などうでもいい話であったろう)
急いで階下に降りてすぐ鮭の切り身を魚焼きに入れる。昨日買ってきた刺身を分ける。目玉焼きを作る。なかなか起きて来ない父に代わって、母を起こして膳を据える。そして僕も食事を終えた頃、ようやく父の部屋の戸の開く音がした。「どうだ、あんべわりが」ときくと「いやだいぶようなった」と言う。「きんにゃの医者はどうだって」「いやだいぶようみでもろで、注射もうっでもろだ。もう一週間もしたらまだこいなんでゆっただとも、あんまりわりば四五日でも来てみで、ブロック注射でも打ってみっかでゆったった」
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