宴会
宴会に行く。ひと部屋二三十人にしか入れず、最初の部屋は既に満杯、次の部屋次の部屋と回っても空いている席はない。IMがそんなはずはないだろうと旅館の人に聞いてくれる。一番最後に何人も入らない部屋があって、そこに空きがあるらしい。さっさと料理だけ食べて誰の目も気にせず速攻で帰れると喜んでその部屋に向かう。/ スタート台が並んでいて、なぜか「位置について!」の状態。「○○○さん、足が出てる」と誰かをスターターが注意している。良く見るとスタートの位置に貼られたプラスティックの小さな札に名前が書いてあり、今注意された名前だ。つまり自分の名でない、聞き慣れない名前だが、足が出ているのは僕のようなので慌てて引っ込める。「用意」の合図、今の足が出ていたのがフライングと判断されれば、二度目で失格になるので慎重になる。/ 広いロビーを歩いている。どうやら宴会のための部屋、数人しか入らない部屋に向かっているようだ。大きな旅行鞄を足元に置いた男、ジョニー・デップに似ているが、痩せた父親のようである。父親なら腰が曲がっているはずだがとは夢から覚めて思うこと。親しくもない人たちとの宴会はつまらない。なるべく末席に席を取って、乾杯したらすぐ食指の動くものに箸を伸ばし、十分か二十分経ったら携帯が鳴ったような振りをしてそのまま退席するのが、時間を無駄にしない。つまらないことを喋ったという後味の悪い思いもしなくて済む。
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