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2012年2月14日 (火)

夢の中でも涙もろくなった

 沢山の夢を見たが覚えているのは三つ。私より三つも下で去年役場を辞めたIが出てくる夢。小屋の中にいくつもの死体があって、ガス中毒らしいので、バキュームカーのような車を寄せて小屋からガスを抜こうとする。多分女川(地元)のとある集落の一軒を訪ねると年配の婦人が迎えてくれて「貴方が書いた記事は全てこうして切り取ってある」と新聞を見せてくれる。美術批評のような記事だが、私の書いたものではない。そう言うと大変落胆したようなので、なぜか私も感極まって「三年位の間に自分の本を出します」と慰める。見た順はIが出てくるのが一番最後。その一番最後の夢を忘れないうちに思い出そうとしているうちに目覚ましがなり、目覚ましを止めてからも布団に入って思い出そうとしたら眠ってしまい寝過ごす。今日は午前中休みを取っているという油断があったかもしれない。起きたままの姿で階下に降り大急ぎで朝食を作る。イカの刺身がおかずで助かった。それにしても思い出そうと努めたIの出てくる夢は今はさっぱり思い出せず、新聞記事の夢は割と良く覚えていた。「三年位の間に」と言ったことは今思い出したのである。

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