こんな夢は見ない
登山とマラソンと、趣味にして短くはないのに、夢に出てくることはほとんどないのは、まやかし、だからか。でもまあ小説を書くのだって夢には出てはこない。いずれもまやかしか、あるいは夢とはそういうものなのか。本当なら、約半年の分の食糧を負って山に登り、草や柴で作った粗末な小屋で暮らし、その中で来る日も来る日も小説を書いている。夕方になると稜線のトレイルランに出て、夕焼けが薄れる頃大汗をかいて戻ってくる、みたいなのが見る夢に相応しいわけだが、全く記憶に残らないような、私のありふれた、日常の煩悩、葛藤に支配された非現実的なものだけだ。
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