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2012年6月 4日 (月)

鳥坂山のユメサユリ

  櫛形には中世に大規模な山城が築かれ、合戦もありましたので、歴史的な山とも云えますが、近年は日本一小さな山脈として宣伝され、どこから登っても1時間前後で稜線に着く、簡易な登山対象の山として県内では知られています。但し、胎内川と加治川の間に細長く伸びた十数キロの山脈を縦走するとなれば話は別で、私も登山し始めの頃、櫛形から鳥坂までを行って戻って往復したことがありましたが、へろへろに疲れて藪の中に転がり落ちたりしました。
 さて、昨日登ったところでは、ユメサユリが最盛期を迎えています。昨年は確か5月の最終日曜日に登って、数輪しか咲いていませんでしたので、年によって違うことはなんでもそうでしょうが、私は鳥坂のヒメサユリは6月の第1週だと目星を付けました。ただ、土壌のせいか気候が違うからか、飯豊山地の稜線に咲くそれと比べて、いずれも小振りで可愛らしい。ひとつの茎から二輪三輪と咲くものもありません。それでも、こんな町の近くの里山に咲くなんて、貴重な場所には違いありません。私の地元、光兎山にも咲きますが、同様に小振りで、咲く範囲も限られています。それにしても、この色はどうでしょう。ユメサユリを見た人生と、一度も見たことのない人生と、そんな二分をしたくなるほど美しい花。随分とヒメサユリの肩を持つとお思いでしょうが、その理由は以前詩にしたことがあります。

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