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2012年8月21日 (火)

晴れる場所に

海岸線を一路北に向かって車を走らせた。この週末、唯一晴れる場所。松林の樹間や寂れた町の家と家の間に時々覗く日本海を見るともなく見ながら、同行は四人、見知らぬ山に行く期待と不安に口は軽くなったり重くなったりして、雲の流れを気にしていた。森吉山は二百名山、秋田山ともうたわれ、1454m、あと46m高ければ間違いなく深田に選ばれたであろう秋田の名峰。我々は初心者の謙虚さでゴンドラを利用して時間を短縮、NHKの「新花の百名山」に選ばれたというだけあって、まだ夏の花の咲き残る登山道に足を踏み入れた。たおやかな複式火山、笹原の中にアオモリトドマツの生い茂る斜面の上に頂があった。
 それから目指したのは白神岳、ご存知世界遺産白神山地の主峰であるが、ここに登ったからといって白神山地の奥深さが分かるわけではない。ただ旅人の気紛れ、一度はその広大な山地の片隅を踏んで話の種にしても良かろう程度の動機でしかない。図らずも二日続けて一等三角点、それも一等三角点百名山に名を連ねる山に登ったが、我々が最も感心したのは、ゴンドラの長さであり山小屋の立派さであった。白神岳の山小屋は30人の収容と小さいが、三階建の凝った造りで、戻ってきて調べてみると長谷川恒夫の監修であるという。

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