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雲が出ないうちにと思えば、見え始めてからも遠かったが、天候に恵まれ、健康にも恵まれた同行者全員が頂上に立てたことに感謝する。そして大喰岳、中岳、南岳の小屋まで歩いて、ここは25年も前通ったはずだが、その記憶はほとんどなく、わずかに残っている写真を記憶と思うだけだ。夕刻、食事が終わって外に出てみると、あの時越えていった大キレットから奥穂までの尾根が見えた。いろんな事は思うが、わずかなことも語れない。三日目、槍ケ岳は一度も姿を見せず、一行は天狗原に下って、来た道を帰った。
投稿者 桜咲春 時刻 21時20分 雲の湧く稜線に | 固定リンク Tweet
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