池に鳥
家の前の川に(実際には家の前に川は無い)鯉が大小二匹、並んで泳いでいる。家に駆け混んで「池の鯉が逃げた」と言うと、襖紙を母と二人で替えていた父は、半信半疑の様子で池の方に出ていく。それについていくと、池には水面が隠れるくらい沢山の鳥がいて、父は池に入って、その茶色で、鵜くらいの大きさの鳥を捕まえては首をひねって殺して池の傍に投げ上げている。どうやらこの鳥に追われて鯉は逃げたようだ。私も池に入って鳥を捕まえて首をひねると、紙のように抵抗なくひねることができる。そうしてやはり池の傍に投げる。祖父がその鳥の首にスコップのような物を押し当てて息の根を止めている。 夢に出てくる父も母も以前のまま元気だ。今の姿で出てくることはない。
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