榛名山
こうも極端に違うから表と裏の名が付いて当たり前だ。表裏を分けた山塊をトンネルで抜けると、同じ国とは思われない空が広がる。どうせなら表の方に生まれたかったといつも恨めしく思うのだ。私のこういう性格も裏の天気に大いに起因してきたのだろうと、榛名湖を眺めながら思った。四時半、まだ暗い陰鬱な故郷を出て、わずか四時間で別天地にいることが不思議なような、奇跡のような、夢を見ているような気さえする。
そしてhonjunさんのお陰でだいぶカルデラについての知恵をつけてもらった。Kさんは東京から来られたベテランのグループの一人に「越後に咲くユメサユリのようだ」と評された。Kさんは幸いである。お世辞を120%で受け取ることができる。大変舞いあがって、下りのスピードの速いこと。
①硯岩で。榛名湖と榛名富士
②榛名山の中の最高峰、掃部ヶ岳。中央奥に浅間山。
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