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2014年4月13日 (日)

鷲ヶ巣山

 鷲ヶ巣は2007/4/30に下山中捻挫した山だ。二ヵ月経って山には登り始めたが、痛みを忘れるのにはもっと掛かった。その点、骨折より悪いとよく云われる。近くの山なのに以来登っていなかったのはそんなことがあったからでなくて単に容易でない山だからだ。山と渓谷社「新潟県の山」では累積標高差+1,880m-1,880mとなっている。この本の中で日帰りで一番で、泊まりも含めた一日行程でも一番になる。ちなみに二番はまだ行ったことはないが佐武流山の1,810mで、この二山がダントツだ。鷲ヶ巣山の高さは1,093mに過ぎないが、その前衛峰、前ノ岳、中ノ岳と登らないと行けない。つまり三つの山を登ることになる。高坪山が+530m-530mだから高坪山に三回登ってもまだ足りない勘定だ。加えてヒルがいるから夏場は敬遠する。それで、登るとしたら残雪期なのだが、中ノ岳から先の痩せ尾根の、雪の具合によっては難しくなる。前回も我々に先行したグループが危険だと云って戻ってくるのにすれ違い、結局登頂したのは我々を入れて二組くらいだった。その前々日、僕はひとりで光兎からカンニャ越えして頭巾に行き、登り返しのを諦めて田麦に下りようとして道に迷い、結局大栗田に出てくるというお粗末なことをやっていた。だから道があれば有難いと思いながらも慎重ではあったろう。それでも今月の担当AKがこの山を選んだ時から行ける所までだなと思っていた。そして実際に山を見てもそう思った。けれど、遠くから眺めて不安に感じた斜面も直下に来ると登れなくもない。その繰り返しでとうとう頂を踏むことができた。
①前ノ岳から中ノ岳(左)と鷲ヶ巣(奥)。中ノ岳の前にはかなり高さのピークがひとつ。また中ノ岳と鷲ヶ巣の間にも二つのピークがある。
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②前ノ岳と中ノ岳の間のピークで。前ノ岳で追いついて来られた新潟の男性(右端)(「駒の会」会員で古希を二つ越しているとおっしゃっていた。この後ずっと同行していただいた)
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③中ノ岳への登り。後ろは前ノ岳。
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④中ノ岳から先の痩せ尾根は緊張の連続だった。
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⑤鷲ヶ巣が段々と大きくなる。
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⑥かなりの急斜面が連続する。
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⑦頂上直下の最低鞍部に着く。
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⑧ようやく、なんとか登頂。六時間半掛かった。
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⑨下山中。
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前ノ岳まで来ればあとは下るだけ。達成と安堵感が顔をほころばせる。行く時は不安な気持ちで眺めた山容が今は名残惜しくさえある。
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