野反湖 牧水 四阿山 キャベツ畑
暮坂峠を通って野反湖に着いた。暮坂峠には牧水の歌碑があって私ばかりがその歌碑を見に行った。牧水と聞いて感傷的にならなければ文学青年ではないからだ。「幾山河越えさり行かば寂しさの終(は)てなむ国ぞ今日も旅ゆく」は我々の正しく今日ではないですかと熱弁したかったが、三人の反応がちんぷんかんぷんであったので止めた。そしてひとり感傷を胸に秘め野反湖に着いた。野反湖、群馬と新潟の境の山の中にある湖。七月には幾万のニッコウキスゲが湖の周りを黄色く彩るという。本当ならその七月に来て白砂山に登るのが部活動というものだろうけれど、来たい季節に来れないのもまた山だ。エビ山という傍の山に登り、湖の縁を通って帰ってきたが、沢山の花が幾山河を越えても癒えない寂しさを紛らわせてくれた。↓エビ山の頂上の小さなブナの下で昼食
ワレモコウの群落に歓喜する非文学的男女。
なにかをつっこしているKさん。それを撮るYさん。
2日目の朝の朝食。牛丼、湯葉、揚げ茄子、味噌汁はフリーズドライ
嬬恋村を見下ろすパノラマラインから四阿山。
中を割愛して頂上。
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コメント
暮坂峠は群馬県民のものだと思っていたが新潟県民の貴殿
が着目していたとは・・高3の春、何かを忘れ、何かを思い出すため、歩いて暮坂峠を歩くから、父に金をくれと言ったら断られた苦い思い出がある。それ以来暮坂峠は憧れであった。
投稿: 暮坂峠 | 2014年9月 1日 (月) 21時18分