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2015年9月 6日 (日)

乗鞍岳

蝶ケ岳から帰る最終日に乗鞍岳に寄った。2700mまでバスに乗って頂上が三千と少し、サンダル百名山だと思っていたから、これだけで行く山ではない。主目的地に行く前か帰りに寄るか、そんな目論見は以前から持っていたが、今回ようやく実現した。
テン場を去る前に梓川の川原まで行って聳え立つ前穂を眺めた。
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帰途は右岸を歩く。明神橋を渡り、嘉門次小屋を覗き、せせらぎに喜ぶ。
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名残も惜しい河童橋。
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バスを降りて畳平の花畑を通り過ぎると最高峰剣ヶ峰が見えた。
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剣ヶ峰頂上
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肩の小屋口のバス停まで下りる道は花が盛りだった。
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「花に負けそう」とおっしゃった女性陣。負けそうということは現時点では勝っているということなので、あっぱれだと感心した。その心意気こそが女性たらしめるのだと納得した。
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深田久弥が百名山を執筆した頃には畳平までの観光道路はできていたが、それで通俗化するような山ではないと書いている。私が「サンダル百名山」というのは本来の山に対する敬意からであるが、観光道路ができるまでは、我々がバスに乗った辺りから延々と歩いて、通ったことさえ気付かなかった位ヶ原から眺める乗鞍岳こそ日本で最もすぐれた山岳風景の一つだとも言っている。綿野舞さんの途中下車の啓示はもしかすると深田の声だったのかもしれない。

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