月山下見②
水上に泊まりの出張、翌週は親戚の入院で一日と少しの休み。この週は担当の事業が三つもあったので、慌ただしかった。入院騒ぎではほとんど眠れなかったので、その後寝不足感を引きずった。3日の月山下見を挟んでの、この二週間のこと。つまり新潟マラソン三ヶ月前の練習開始に躓いた。
拒絶も寛容もエネルギーがいるし信念もいる。無ければ中庸であるしかないが、中庸を計る物差探しは簡単ではなさそうだ。
今年三度行った月山も本番は中止になった(天候のためなので「なった」としたが、決断したから「した」というべきか)。
価値観が揺らぐことは今更ないが、価値観は感情移入の深度の問題でもあるので、移ろい易い要素もある。
五月連休の飯豊山行で一眼カメラを持っていくことを諦めて、テント泊の長期縦走用にミラーレスの一眼を買った。コンパクトより若干重い位なので苦にならないだろう。モニター可動であることと、焦点がタッチパネルであることと、いずれも花を撮るためである。外観も洒落ている。カメラの知識、技術では綿野舞さんや桜井さんに負けても、見た目では負けないことでだろう。(今年三回目のリフト、ニッコウキスゲがかなり咲いてきた。今回は一番ではない)
二回目に通らなかった牛首の直登コースを行くと、ところどころに固い雪が残っていた。
スキーヤーの脇を通って
ここが急斜面、当日は何ヵ所かに階段を切り、ロープを張ることにした。
最悪の予報だったが、少しずつガスも上がってきた。
ヒナウスユキソウとウサギギク。素敵な色合いの組み合わせだ。
姥ヶ岳の登りもまだ雪は残っていた。ここも階段を切りロープを張ることに。会長の掴んでいるロープは道しるべであって、摑む強度はない。
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