安達太良山 下見
2008/9/15と2009/6/13に安達太良に来ている。二度目は8人の賑やかな会山行で、亡き横山征平さんや、もう山には登れなくなった佐藤先生、中村さんも参加していた。今その写真を見ながらわずか7年での変化の在り様を思っている。
今回三度目は公民館の登山の下見。WKが参加した今年の下見はいずれも雨だったが、今回は晴れて面目躍如。スクワットで備えた精進の賜かもしれない。
分岐に荷を置いて、鉄山にも初めて足を延ばした。左は沼ノ平、20年ほど前、火山ガスで4名が亡くなっている。
鉄山からの帰路。中央やや左に見えるのが安達太良山。
ところで、一番後ろを歩いて私が「峰の辻」で用を足し終えて振り返った時に立っていたのが綿野舞さんのブログにあった「安達太良山の狐様の化身か、はたまた韋駄天神の権現」なるおばちゃんである。用を足すに当たっては死角の無い、最も見晴らしの良い場所を選び、この分岐に続く四つの登山道に人影の無いことを確認したはずなのに、振り返ると目前にいて唖然とした。前にいるはずが後ろにいて、後ろにいるはずが前にいるという現象がこの後も二度あった。頂上で休んでいた時、こぼしたコーヒー牛乳が持っていたパンに掛かったという失態と僥倖を逐一見させてもらったことと関係あるだろうか。(僥倖の説明・おばちゃんはザックの両肩にペットボトルを固定してつけていた。大きな石に腰を下ろして休むとその左側のコーヒー牛乳のペットボトルを外して飲んだ。そしてまた元に戻した。それからパンを左手に持って食べ始めたのだが、何か拾おうとして前のめりになったとたん、ボトボトとすごい勢いでペットボトルからコーヒー牛乳がこぼれた(蓋を閉め忘れていたか、閉めいてないのを忘れたようだ)。おばちゃんは大変慌てたが、こぼれたコーヒー牛乳は持っていたパンを偶然直撃していて、おばちゃんはこの幸運を最大限に利用し、ボタボタとコーヒー牛乳のこぼれしたたるパンを思い切り二口か三口で口に押し込んだ。あとはコーヒー牛乳で濡れた手をシャッシャッを払えば済んだのである。その顛末を見届けてから僕は目を反らしたが・・・)
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