剱岳3/3
剱登頂という達成感の中で眠りについた我々のテントを夜中に雨が打ちました。その音はだんだんと強くなり、今日はまっすぐ帰るしかないかと思われましたが、再び眠りに落ちたのは雨音が弱まったからなのです。↓準備をする頃には雨は上がっていて、雨の中の撤収は避けられました。
剱沢を喘いで登ると昨日登った剱が晴れやかに見えました。
別山北峰までひとり走っていった綿野舞さんを待って、真砂岳そして立山三山に向かいました。ザックにぶら下げたヘルメットが誇らしげに揺れるのでした。
立山三山に向かいます。
富士ノ折立
大汝山、ここが立山連峰の最高点3015m
雄山
雄山から竜王岳方面を眺める御婦人。雲の先には五色ヶ原、薬師、黒部五郎、双六、槍と、北アルプス縦走路が続いています。剱のTシャツを誇らしげに着る限りは剱登山の帰路に立山三山を縦走してきたに違いありません。
雄山を下りた一ノ越で休憩
室堂ターミナルに着く頃雨が降ってきました。どちらに転ぶか分からない予報でありながら一度も雨具を着ることもなく、絶景の中を歩くことができた幸運と、こういう機会をもたらしてくれた仲間に感謝しました。そして用足しのため先行した会長を人混みの中に捜したのでした。
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