高妻山
りんりんりんどうの 花咲くころサ
姉サは馬コで お嫁に行った
りんりんりんどうは 濃むらさき
姉サの小袖も 濃むらさき
濃むらさき
ハイノハイノハイ
りんりんりんどうの 花咲く峠
姉サは馬コで あとふりかえる
姉サに行かれて なんとしょう
いっしょに柴刈る ひとも無い
ひとも無い
ハイノハイノハイ
りんりんりんどうは 小雨にぬれる
わたしゃ別れの 涙でぬれる
りんりん鳴るのは 馬の鈴
姉サは峠に 消えてゆく
消えてゆく
ハイノハイノハイ
高妻山にはトガクシショウマが咲くというが、春の話で、リンドウばかりは見事に咲いていた。その美しさに打たれてか、綿野舞さんが島倉千代子のリンドウの歌とかを歌い出して、私は大変結構だと思ったが、氏のブログに記されたように「止めた方が良い」みたいな事を確かに言った。リンドウも美しい、氏の歌声も濃むらさきの花のように清澄なものだったので、二つがハーモニィとなって登山者を恍惚とさせ、足を滑らせてはいけないと思ったに違いない。しかし、今思えばいささか杞憂というものであって、全部聴けば良かったと悔いる故せめて歌詞だけでもと載せたものだ。
さて、初日は鬼無里に行った。地図では何度も見ていたが、初めて訪れる場所。ここで大変結構なソフトクリームを食べた。濃厚でおいしかった。戻って大望峠、鏡池、戸隠神社に参拝して(小生はなんと四度目、地元の神社より多いかも)、戸隠キャンプ場のバンガローに。
2日目に高妻山へ向かう。弥勒新道を登って六弥勒へ。
九勢至までは高妻山が良く見えたが、そのあとは雲に隠れて、眺望の無い頂上に着いた。
4年前の2013年10月に来た時は後ろ立山方面も良く見えたと記憶していたが、今改めてその時の写真を見てみると、霞んでいて山の特定は難しい。ただ裏の乙妻の方には雨飾山が良く見えたのでその写真を下に挙げた。もう一枚は今回通らなかった四普賢辺りからの高妻山。
右に妙高を外して、火打、焼山、金山。乙妻の稜線、やや左に覗いているのが雨飾。左奥は糸魚川の黒姫か明星だと思う。
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