猫と犬と壁打ち
燕は南国目指して旅立ったようだが、犬と猫と僕は相変わらずだ。Tの話だと子育てをしている間に場所を何度か変えるというが、相変わらず犬小屋のある車庫にいる。そして驚いたことに犬の小屋の真後ろに居ることもある。親は犬小屋の屋根の上に寝ていることさえある。犬がこの親子と仲良くやっているとは思えないので、ただ一方的になめられている状況だ。ただ犬小屋の後ろは、道具箱と窓の隙間の狭いスペースが居住空間なので、僕が忍び足で近づいて、上から子猫を鷲掴みにするようなことを続けたら、この二三日ここには遠征しなくなった。
ビールケースを台にした物置棚は、逆さにしたビールケースがちょうどトンネルになって、親猫には少々窮屈そうだが、子猫には自由な空間になっているようで、端に見えたのが、次の瞬間に反対側から顔を出す。僕の気配に身を潜めても、壁打ちの音に慣れてくると三匹はもそもそと動き始め、油断して出てきたのを取り逃がし、また壁打ちを始めるという繰り返しだ。
バドミントン、週一回の教室に通ってそろそろ二年、今だハイバックはできないが、なんとなく感覚が分かってきた部分もある。
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