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2019年10月16日 (水)

薬師岳

 全国的に芳しくはない予報の中で飯豊と薬師がまだ良い方だったが、関川は雨降りやまず、午後から雨が上がる予報だけれど、この雨に濡れないで歩くことは不可避だと判断、富山は薬師岳に向かった。薬師岳は昨夏の黒部源流周回で唯一登り残した山。
 展望は望めなくとも今年はもう元はとっている。7月の焼石、秋田駒、8月の悪沢、赤石、あの山行の全き青空には感謝して余りあるから。
 登山口の駐車場には霧雨が降っていて、最初から雨具を着て登り始めるのはいつ以来だろう。それでも昨夏、黒部源流周回をした際もここを登山口として初日太郎平まで行った道程は同じ、歩き始めれば車より目途は立つ。二時間歩いて稜線に出ても霧雨は止まなかったが、やがて青空が出、小屋に近付くにつれ薬師がその青空の下に姿を見せ始めた。一年前でも、一度きりでも懐かしい山小屋、太郎平小屋に予定よりだいぶ早く到着。小屋の前の広場から北ノ俣、黒部五郎、三俣蓮華、鷲羽、ワリモ、爺、水晶、雲ノ平と、懐かしい山々がはっきり見えて嬉しかった。明日の天気はいざ知らず、この光景を再び見られただけでも来た甲斐があったというものだ。
 翌日は強風の中、薬師をピストンして下山した。歩けないほどではなかったが、久しぶりの強風登行、いずれ来る日の下見と思えば、展望のないのも苦にならない。
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霧雨の駐車場を出発
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やがて青空が広がる雲の上に出た。
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薬師の稜線も高くに見える。
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小粋な恰好で薬師を遠望する。
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太郎平小屋到着。昨夏周回した奥黒部の山々が 一望に見えて感激する。
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薬師岳は左側奥だろうか。綺麗に見えていたのも夕方まで。夜になると風が強まり、翌日は姿を見せることがなかった。
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翌日、薬師ピストン。薬師峠のキャンプ場に下りてから本格的な登行になる。
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稜線に出ると風は強まる。
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 薬師岳山頂。一名は祠の中。あんまり出てこないので会長が戸を閉める。天気の良い時に再び!
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途中の紅葉
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太郎平小屋から駐車場まで三時間、有峰湖が雲の中に見え隠れした。
帰ってきてから雑誌をめくっていたら、受付の青年は太郎平小屋のご主人だと分かった。受付でのやりとりや、空いているので食堂でビールを飲んで良いとか言ってくれたり、親切だが飄々した感じの人で、薬師をピストンして小屋に戻った時は小屋の修理の大工仕事をしていて、ラーメンを注文するために呼ぶと、天井裏からツナギ姿で降りてきた。随分働くバイトだなと思ったがまさか経営者とは。







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