2020年4月のこと
親しかった友達が死んで、父が入所した4月。
イギリスに赴任して一度も戻らかった彼が、末期の癌と分かって、30年振りに戻ってきたのが昨秋。僕のブログに連絡欲しいのコメントをしていたのに気付かず、二回目のそれに気づいたのが3月。大学に7年いて、5年共にした数少ない親友のひとり。真剣に作家を志した仲間。メールでやり取りできたのはわずか2週間。
週初めに電話があって、その週の金曜には入所になった。バタバタとした前後が過ぎて、今は少し気が抜けたような気持になっている。その父にも面会はできないし、2月の末から母にも面会できていない。
もう少し気付くのが早かったら、もう少し入所が早かったら、大阪まで顔を見に行けたのに思っているこの頃。
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