心と体

2016年12月 1日 (木)

羽球虎の穴

壁打ちを始めた。家のあちこちにコメリで買ってきたコンパネ1枚を移動して打ってみたが、狭いし、はね返りも今ひとつだし、そしてなによりうるさい。父の耳がいくら遠くても、と気になった。結局、父親が道具置き場にしている車庫の隅にした。もともと二台分のスペースと道具置き場の場所であったが、母の車もなくなり父の車もなくなり、今は軽トラだけ入っている。そして、犬小屋も。
 九月に父が入院した際、犬(クマという名がついている)はずっとこの犬小屋に入れていた。生後半年位でムサシからこの家に来て以来、寝起きをほぼ父と過ごし、この犬小屋に繋がれるのはTが散歩に連れ出してくれるのを待つ夕方だけだったから、夜は鳴くかなと思ったが、全く静かだった。僕が帰宅すると父の部屋の中で必ず吠えていたのだが、それもない。犬小屋から出てくる様子さえない。つまり番犬としての役を免れたような気分でいるようだ。
 最初は続かなかったが、慣れるにつれ、ドライブ、バック、ロブ等、色々な打ち方で続けられるようになってきた。自分の打ち方が返り方になるのと、予期せぬ方向に返ることも多いので、単調でなく、厭きない。15分つもりが30分になり、1時間くらいやっていることもある。山もマラソンも肉体的である以上に精神的なものだと思っているが、バドは純粋に肉体的だというのがこの頃の感想。
 週一回の教室が刺激になって、以前買った本やDVDを見直してもいる。ちょっとうまくなった気もして、先日昼バドの延長でSさんと1セット試合をしたら4点しか取れなかった落胆はしたが、更にやる気になった。

Img_0001_21

父の、今はほとんど使わない機械類が沢山あって、そこにシャトルが入り込むので簾で覆った。左手前は犬小屋。犬の寝ている夜にやることが多いので、犬は迷惑しているだろうが、10年近く吠えられ続けた借りがある。下の方は改良型。簾をネットの高さ155センチにし、左の電球(最初この電球の存在に気付かず、球が見えづらいと感じながらやっていた)を上げてハイバックの邪魔にならないようにした。

Img_0001_23
経験者とそうでない者の違いはバッグ、特にハイバッグが打てるかどうかだと思っていたが、そう思うのこそ素人であって、全部違うと思うようになってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)