苦しいだけのようでいて、なぜ登るのか。それを確かめに、また山に行く。(カモ・シレーヌ 仏/作家)
同行二人。去年よりひと月早く二王子に行く。雪で登山口まで行けず路肩に停めた車が十数台、約三十人。二合目から雪。独標を過ぎた辺り、五合目位から霧氷が見られるようになり、立ち止まって見入る時間が多くなる。写真は頂の稜線で飯豊連峰を背景に。こんな晴れた日はこの前後二週間でこの日だけかも。こういうこともあるし、この逆もある。