苦しいだけのようでいて、なぜ登るのか。それを確かめに、また山に行く。(カモ・シレーヌ 仏/作家)
朝6時過ぎに小屋を出、12時半槍ケ岳頂に着く。AKは高山病か途中から頭痛を病む。ひとり元気なのはY。槍の姿を一刻も早く見たくて飛騨乗越まで合羽も脱がずに登っていった。二時に双六小屋目指して西鎌尾根へ。しかし、昨日の雨で重くなったザックは肩に食い込み、更に雨も降り始めて後半はきつかった。樅沢岳を越えて小屋まであとわずかの所で雷も鳴りだす。小屋着7時20分。幕営せず昨日に続き素泊まり。詳しくは「KAZUの山旅」参照