苦しいだけのようでいて、なぜ登るのか。それを確かめに、また山に行く。(カモ・シレーヌ 仏/作家)
同行6人 新潟は朝から雨ながら福島は予報は晴れ。着くまではそ予報通りに陽も差し青空も見えたが、2,000m近い山の上は雨混じりの強風だった。一切教は雲から姿を現すことはなく、それを諦めて鎌沼を周回、強風に木道から押し出されながら歩く。荷を置いて吾妻小富士に登るも風は収まらず、縁を回るのも途中で止めて戻ってきた。