新穂高温泉から槍ケ岳、そこから笠ケ岳に縦走する山行の初日。激しい雨のせいで地図にない沢ができていた。最初の渡渉も手間取ったが、槍平の小屋にあと少しというところにできた沢は深さも腰以上、流れも凄まじい。少しでも渡り易い場所を探し、スリングで確保して試みたが、立っていられない勢いだった。そのうち雨が止むと水量が少しずつ減るのを確認できたので、無理をせず待つことにした。その間用を足しに行ったAKが長い木を探してきて(写真の三倍位の長さ/写真の木では全く役に立たなかった)、対岸に渡したその木を伝ってなんとか渡ることができたのである。小屋着19時。詳しくは「KAZUの山旅」参照