時折、あるいはいつも考える。今何処を歩いていて、頂までどれくらいなのか。麓にはいつ着くのか。もう歩かなくて良い場所から。
雷峰手前で三先生にお会いした。洒脱な会話に酔わされて頂上に向かう。藤沢林道への尾根下りを頓挫して戻ると静かな山頂が待っていた。ひとりで来る光兎はいつもほろ苦い。