敢えて藪の急斜面を登っているのを見て、僕はなにか可笑しかった。案の定、藪に苦戦し、時々ズリズリと滑り落ちるからだ。でも、気力と馬力があるからこそだ。小さな冒険心があるからこそ山は楽しい。