2016山
僕らが登れる山は限られているが
限られた山でさえ一生掛かっても登りきれない
陽と汗は永久に輝き
果てない夢を抱かせる
雪と風は
その夢を砕く
だからいつでも現実と夢の
重さを担いで
厭くことがない