3月に入って降った雪がまだ深く残っていて中腹からは先頭を交替してラッセル。この後、頂で昼食をとっている間に後続のパーティが追い越してくれて五頭山までの縦走は思いの他楽だった。被写体、前の御仁の狭くはない顔の中にあって一際異彩を放ち、その一角を威風堂々と占める黒々、ふさふさの二本の眉毛は、決して作り物でも染めたものでもない。青雲の志を未だに秘めたようにさえ見えるこの眉の形が山型となっている故、この会の名誉会長になっていただいている。